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PTってなに? どんな検査?

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その他
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高圧ガスでよく出題される非破壊検査について紹介していきます。各検査の原理を理解してないと点が取れないので確実に覚えましょう。今回はPT検査です!

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概要

 浸透探傷(PT)法とは、検査物の表面に浸透性の高い液体を塗り、亀裂に液が浸透してから表面の余分な浸透液を洗いさっても浸透液が残る作用を利用した測定方法です。複雑な形状の試験体でも一回の探傷操作で試験面全体のあらゆる方向のきず探傷ができるので、表面傷の探傷において重要な位置付けとなっています。

原理

 この検査の工程は4つあります。
 1.試験体の表面の油脂などを除去
 2.試験体表面に染色浸透液を塗り欠陥部に浸透させる
 3.表面の余分な浸透液を除去し欠陥部に浸透した浸透液を現像剤により吸い上げる
 4.現像剤によって吸い上げられた欠陥の形状を観察する

画像の引用 https://www.eishinkagaku.co.jp/how/pt.ht

 染色浸透液の代わりに蛍光性浸透液を用い、紫外線照射によって観察する方法もあり、検出精度はこちらのほうが高いです。

利点と制限

 この部分がよく試験で出題されています。
 染色浸透探傷は、特別な設備を必要とせず現場で手軽に実施できるという大きな利点があります。また、MT(磁粉探傷検査)やET(渦電流探傷試験)と違い、プラスチックやガラス、セラミックといった非金属材料にも適用できる点が優れている。

 一方で、いずれの浸透探傷検査法も、表面に露出したクラックしか検出できないという欠点があります。さらに、原理上、液体を吸いこむ性質を持つ多孔質の表面をもつ材料には適用できません。材料内部にクラックが存在すると思われる場合には、UT(超音波探傷検査)やRT(放射線透過試験)といった、違う非破壊検査方法を用いる必要があります。

最後に

 非破壊検査は毎年のように何かしら出題されています。この記事中に出てきた検査方法も別記事で紹介していく予定です!しっかり整理していきましょう

 ご安全に!

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